ホワイトニングとは
当施術は保険適用外の自由診療になります。
ホワイトニングとは、ホワイトニング剤を歯の表面に塗って色素を落としたり、歯の中にある色素を分解して歯を明るくし、歯を白くすることです。ホワイトニングはかつては歯を削ってセラミックをかぶせたり、差し歯にすることでしか歯を白くできなかったのですが、新しい技術で自分の歯を白くすることが可能になりました。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングとは、ホワイトニング用のマウスピースを作り、その中にホワイトニング剤を入れて、ご自宅で白くする方法です。
カウンセリング
お口の中をチェックし、カウンセリングを行います。虫歯、歯周病があれば、先に治療します。
ホワイトニングキットの使い方説明
ホワイトニング用マウスピースの装着方法、注意事項を説明します。
ホワイトニング
ご自宅でマウスピースを装着し、ホワイトニングを行います。
回数によって自分の希望の白さまで白くする事が可能です。
メンテナンス
数ヶ月に1〜2回程度、メンテナンスのためのホームホワイトニングを行い白さをキープします。
※元の歯の色や状態によって、白さには個人差があります。
◯ホームホワイトニングのメリット
- ・自宅でできるホワイトニング
- ・自分の都合でいつでもホワイトニングができる
- ・希望の白さまで白くする事が可能
- ・透明感のある自然な仕上がりになります
×ホームホワイトニングのデメリット
- ・少しずつしか白くならないため時間がかかる
- ・歯や体の状態によっては、ホームホワイトニングができない場合がある
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングとは、歯科医院でホワイトニングを行う方法です。高濃度の薬液を使用し、さらにレーザーなどを当てて薬剤の効果を高めるため、短期間で歯を白く出来ますが、一度で希望の白さにならない場合には数回通院する必要があります。
また、オフィスホワイトニングは短期間で歯を白くすることが出来るというメリットがある反面、短期間で色の後戻りが起こりやすいというデメリットもあります。
カウンセリング
ホワイトニングが出来るかどうか検査を致します。
同時に歯の色の診断も行い、写真を撮ります(問題なく行えると診断された場合)。
歯科医師による診査
虫歯、歯周病等の疑いがある場合は、レントゲンを併用しての診察を行います。
ホワイトニング前のクリーニング
歯をしっかり磨き、歯の表面の汚れを取ります。
歯肉保護+ジェル塗布
歯の周辺を保護し、ホワイトニング剤を歯の表面に塗ります。
光照射
歯面に光照射をします。薬剤の除去と再塗布を含めると合計で約60分間程で終わります。個人差により照射時間が変わる事があります。
終了
最後に再度、歯の表面を磨き、フッ素コーティングし施術完了後の歯の色の診断を行い、写真を撮って終わりです。
◯オフィスホワイトニングのメリット
- ・短期間で歯を白くすることができる。
- ・全て歯医者さんにお任せなので気軽。
×オフィスホワイトニングのデメリット
- ・必ずしも1回で理想の歯の色になるとは限らないので、場合によっては数回歯科医院に通う必要がある。
- ・ホームホワイトニングよりも色が後戻りしやすい。
- ・真っ白な歯を望む場合には、オフィスホワイトニングでは不可能。
(この場合には、クラウンやラミネートベニアで治療を行う必要があります)
よくあるご質問
ホワイトニングには個人差がある?
ホワイトニングの効果には個人差があると言われています。
もともと歯の色が濃い方、変色してしまっている方はホワイトニングの効果が出にくい場合があります。
また、むし歯の治療などで歯が黒く変色してしまっている方や人工の歯にはホワイトニングは施せません。
コーヒーや赤ワイン、タバコ、カレーなど色の濃い食べ物を好む方はホワイトニングをした後、色の後戻りが早く起こる場合があります。
ホワイトニングは、施術後半年から1年経過すると色が後戻りする場合があります。
ホワイトニングって痛くないの?
虫歯がある場合、歯が削れてしまっている場合、歯にひびが入っている場合、歯磨きで歯の根元がくびれてしまっている場合、エナメル質が薄い場合、詰め物に隙間がある場合など歯の状態によってはホワイトニングの際にお薬が歯にしみることがあります。治療してからホワイトニングを始める事をお勧めします。
正常な歯の方でもホワイトニング中に軽い痛みを感じることがありますが、この痛みは歯に対して害はなく一過性のものですので、ホワイトニングの終了と同時もしくは通常24時間以内に収まります。
歯へのダメージはあるの?安全性は?
ホワイトニングの安全性は、様々な大学や研究機関の発表により「歯にダメージを与えない方法」として確立されています。
ホワイトニング剤の主成分は「過酸化水素」、または「過酸化尿素」であり、米国食品医薬品局(FDA)でも成分の安全性を保障しています。
しかしながらこれは人体に対する影響で歯単独で考えるとおそらく薬品です。少なからずダメージがあることも予想されますが、日本において、厚労省が認可を出している物に関しては問題ないことがわかります。
また、唾液に含まれるフッ素等の成分によって再石灰化等による回復が期待できます。
歯の白さはどのくらい持続できるの?
ホワイトニングの効果が持続する期間は、その方の諸好物、色に対する感覚、歯の構造などによって個人差があります。「色が付いてきたな」と思ったらホワイトニングをして下さい。